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令和4年8月25日文教児童委員会-08月25日-01号
令和4年8月25日都市建設委員会−08月25日-01号

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  1. 板橋区議会 2022-08-25
    令和4年8月25日都市建設委員会−08月25日-01号


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    令和4年8月25日都市建設委員会−08月25日-01号令和4年8月25日都市建設委員会  都 市 建 設 委 員 会 記 録 開会年月日  令和4年8月25日(木) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午前11時44分 開会場所   第2委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長      山 田 ひでき       副委員長     小野田 み か  委員       こんどう秀 人       委員       山 内 え り  委員       寺 田 ひろし       委員       坂 本あずまお  委員       田 中やすのり       委員       かいべ とも子  委員       渡 辺よしてる 説明のため出席した者  都市整備部長   内 池 政 人       まちづくり推進室長田 島   健  土木部長     糸 久 英 則       建築安全課長   吉 田   亘  住宅政策課長   宮 村 宏 哉       高島平グランドデザイン担当課長
                                     牧   修 造  土木計画交通安全課長           佐 藤 隆 行 事務局職員  議事係長     龍 野 慎 治       書記       安 部 詩 織                都市建設委員会運営次第 1 開会宣告 2 署名委員の指名 3 陳情審査   <土木部関係>    陳情第210号 区営駐輪場の改善を求める陳情(3頁)                                (継続審査分4.6.3受理) 4 所管事項調査  (1)報告事項     高島平地域まちづくりの状況について(12頁)  (2)所管事項に関する調査     空き家対策について(19頁) 5 閉会宣告委員長   ただいまから都市建設委員会を開会いたします。  本日も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言は着座にて行っていただきますようお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、署名委員を指名いたします。  山内えり委員寺田ひろし委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、陳情審査を行います。  土木部関係の陳情第210号 区営駐輪場の改善を求める陳情を議題といたします。  その後の状況については、理事者より、特段の変化がないことを確認しております。特段の質疑、委員間討論がなければ意見を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。          (発言する人あり) ○委員長   それでは、理事者の出席を求めますので、少しお待ちください。 ◆山内えり   前回の確認以降のところで伺います。まず1つ目ですけれども、前回の答弁の中で、Aのeに対し、当日の利用のラックは整備する方向で協議していると。7月頃、8月頃というような答弁があったかと思います。具体的にはいつ頃、何台の整備となりそうか、状況についてお聞かせください。 ◎土木計画交通安全課長   前回の委員会以後、指定管理者と複数回にわたりまして協議を重ねてきたところでございます。実は昨日も、指定管理者と対面で協議を行ったところでございます。最新の情報でございますけれども、昨日、指定管理者と協議をした結果、遅くとも年内には15台の当日利用用ラックを設置するという確認を取ってるところでございます。ただ、具体的な日時につきましては、半導体の調達がまだ十分にできていないというところもございまして、まだはっきりとしていないというところでございます。9月の末もしくは10月の上旬ぐらいまでには、具体的な設置のスケジュールを出していきたいという回答を得ているところでございます。昨日のお話の中では、早ければ11月中には設置をしたいという回答を得ているところでございます。 ◆山内えり   15台、そして遅くとも年内と、そういう話が昨日されたということですけれども、当初、7月から8月という夏頃ということが、やっぱり地元の皆さんは、当初、当日利用があったものが全くなくなってしまっているわけですから、もう一日でも早く、少なくともコインラックなり何らかの体制、当日利用できるようにということでのこういった希望ですから、なぜ7月、8月を超えて遅れるということになるのか、もう少し。半導体以外の理由があるのか、そのあたりについてはいかがでしょうか。 ◎土木計画交通安全課長   前回、6月の委員会の際に私どものほうからも、できるだけ早く設置をしてほしいという答弁を申し上げているところです。議会でも陳情として扱われていること、また、区としてもできるだけ早く設置してほしいということについては、指定管理者のほうにこれまでも再三にわたって、要望という形で伝えてきているところでございます。ただ、一番の理由は、半導体不足というところ指定管理者は挙げているところでございます。  また、他の駐輪場にも、指定管理者のほうのお考えとして、新たにラックを入れたいという考えを示されているところでございますけれども、区のほうの要望ということではなくて、指定管理者の自主的な考えからラックを入れたいと考えているところについても、結果的にまだ行き渡っていないというふうな話も聞いております。それと併せて、オンラインでの定期の予約ですとかキャッシュレス決済のためのそれ専用の精算機もやはり同様に半導体不足というところで、当初計画していた数がまだ十分に充足し切っていないというところでございます。やはり一番の理由は半導体不足だというふうに聞いているところでございます。 ◆山内えり   それから、当初、利便性の向上を図るという形で満空状況の確認、それから2つ目として定期利用の申請、また交通ICカードなどキャッシュレス決済ができるようにと、こういう向上をするんだっていうことで指定管理者制度への導入に進めたというふうに私は考えていますが、まず満空状況の確認ができる場所というのは、何か所中何か所まで進んでいるのかっていうところも確認させていただきたいんですが、現状お分かりでしょうか。 ◎土木計画交通安全課長   今年度から指定管理者制度を導入している駐輪場の数につきましては、総数で28ございます。28のうち、満空情報を表示する必要のある駐輪場というのは、当日利用の枠がある駐輪場が満空情報の表示の必要性がある駐輪場でございます。定期利用の部分につきましては、もう定期のお客様しかいないということであれば、満空の表示をする必要性がないというところでございます。定期利用のみの駐輪場が28分の6でございます。したがいまして、22か所が満空表示をする必要のある駐輪場ということでございますけれども、今現在、17か所で満空表示ができる状況になってございます。残り5か所でございますけれども、こちらについては11月以降対応というふうな話を聞いているところでございます。  またそのほか、キャッシュレス決済の導入につきましてでございますけれども、キャッシュレス決済も、定期の場合にはキャッシュレス決済必要性はございませんので、22か所がキャッシュレス決済に対応する必要のある駐輪場でございます。こちらにつきましては、12か所が本日現在、導入済みというところでございまして、10か所がいまだに対応してございません。こちらにつきましても、11月以降に対応が可能だというところ指定管理者のほうから聞いているところでございます。あわせまして、オンライン定期利用の申請ができるようにすべき駐輪場というのが21か所ございます。21か所のうち、今現在、導入済みが7か所でございます。11か所については、9月中に何とか対応したいというふうに聞いているところでございます。残り3か所につきましては、導入時期はまだ未定というふうになってございます。 ◆山内えり   詳しくありがとうございます。つまり、利便性の向上を図ると言って、4月にこういった指定管理者制度を始めたわけですけれども、満空状況にしても、ネットでの定期利用申請についても、ICカードSuica、あるいはPayPayでのキャッシュレス決済についても、全て完了したところ、100%完了には至っていないんだなということが分かりました。  それから、確認ですけれども、陳情項目の2項目にいきますけれども、回数券の復活についても少し現状を伺いたいと思っています。この間のやり取りの中でも、導入について考えていないというようなご答弁、それから人の配置もなくなってしまったということで、陳情項目としては、少なくとも回数券に代わる仕組みの導入を求めているということですけれども、今現状として、紙でなくても何らかのそういった回数券のような、つまりスマホですとかPayPayなど、必ずしも利用する皆さんが、電子決済ですとかスマホをお持ちでない方がいるということを考えた場合に、今までのそうしたやり方をやはり求めていると考えています。そういった意味での回数券に代わる仕組み検討状況はいかがでしょうか。 ◎土木計画交通安全課長   従前の回数券につきましては、紙での処理というところがございまして、どうしても人の配置がないと、回数券の受渡し、処理ができなかったというところでございます。今般、指定管理が入っている駐輪場につきましては、指定管理事業者が、極力、収益性を上げるという観点からも、できる限り人の配置を省いていく、できる限り電子化をしていくというような事業の進め方をしているところでございます。今ご指摘ございましたように、いわゆるICカードでの決済、QRコードでの決済というところで、例えば商品名を挙げてしまって恐縮ですけども、PayPayとか、そういったいわゆる電子決済をすることによって、PayPayでのポイントがつくというようなことがございます。今回の事業者は、そういったQRコード決済の際のいわゆるポイントキャッシュバックできる登録をしているというふうに聞いておりますので、そういったQRコードでの決済をすることによって、ポイントお客様のほうにキャッシュバックをしていくと、ポイントをバックしていくというような話を聞いているところでございます。 ◆山内えり   それから、陳情項目の3点目に当たるのかなと思いますけれども、なぜ当日利用のスペース廃止が必要だったのかという理由を求めているんです。私、改めて先日頂いた資料で、特に西高島平駅周辺の令和3年度から4年度まで、どのように当日利用や定期利用が変わったのかというのを資料で見ています。前回の答弁で、当日利用はなくなったものの、コイン式のパーキング、コイン式の利用ですね、これが全体としては42か所増えたと、こういう回答がありました。増えたんだと。一体的に考えて、42か所増やしたんだと。そういう回答だったと思いますけれども、この高島平高島陸橋交差点というところは、aからfまで6か所の駐輪場があります。ほかの駐輪場小竹向原とか大山だとか、今回、指定管理者制度で28か所変わりましたけれども、特にこの西高島平高島陸橋交差点は、一施設と呼ばれていながらも6か所の駐輪場があるわけです。ですから、大変広い広域にわたって、幹線道路を挟む、陸橋を渡る、こういう大きな敷地の中で、特にeです。30か所あった当日利用が、コインがゼロで、いまだに入っていないと。全体で42か所増えたとしても、陳情者皆さんが求めてるeについてはゼロのままっていうことですから、これは大変、この場所で見たときに、すごく利用者としては使いづらい、また非常に大きな問題があって、一体的ではなくてその場その場、1か所1か所、どういう利用者ニーズがあるかっていうのを私はつかむ必要がありますし、減らす場合にはそういった検討や住民への説明が必要と考えますが、区としてはどのように考えるでしょうか。 ◎土木計画交通安全課長   前回の委員会の中でもご答弁を申し上げたかなというふうに思ってございますけれども、基本的に指定管理事業者は、駅単位駐輪場需給状況を確認してございます。これも前回お答えしましたけれども、今回の指定管理事業者は、過去5年間におきましても、一括委託という形で駐輪場の運営を請け負ってございました。その間の駐輪場利用状況は、自分たちデータとして蓄積を持ってございます。そういった過去の利用実績等を踏まえ勘案しながら、どこにどういった定期もしくは一時利用を配置していくということを事業者なりに、収益性を十分勘案しながら、配置を考えていったものだというふうに理解をしてございます。ただ、その一方で、委員ご指摘のように、この西高島平の駅について言えば、Aのe、今回問題になってる駐輪スペースですけれども、指定管理事業者は、全て定期にしてしまっても大丈夫なんだろうというふうな考えを持ったところではあったんだろうと思いますけれども、結果的には一時利用者の方の需要がやはりあったというところでは、若干読み違えてるところもあったのかなというふうに思ってございます。そういったところも指摘しながら、事業者とこれまでも協議を重ねてまいりました。その結果として、15台設置をするという方向性事業者のほうからも出していただいたところでございます。 ◆山内えり   まさに、住民や利用の利用者の声がきちんと届いていたのか、あるいは把握していたのか、それからそういったデータがきちんと分析されていたのかっていうところに私は問題があるというふうに感じます。また、陳情項目の4と5にも影響しますけれども、そもそも意見やニーズはどのように把握しているか、調査しているか、こういうことが必要だと思います。  前回、指定管理者制度指定管理事業者のほうで、年に1回、アンケートを実施しているということでした。このアンケートの調査について幾つかお伺いしたいと思います。まず、このアンケートは、誰が誰に、そしていつ頃、どのように行っているのか。また、その項目、聞いている内容はどんな状況なのか、教えてください。 ◎土木計画交通安全課長   利用者アンケートにつきましては、これも前回ご答弁申し上げてございますけれども、一括委託を請け負っていた時期からも、最低年に1回の利用者アンケートを義務づけておりました。指定管理に移行した後も、きちんと利用者アンケートについては実施をしていくということを指定管理事業者のほうから申出を受けているところでございます。  アンケートの実施でございますけれども、年に1回、大体秋口から冬にかけて行っているというふうに聞いてございます。アンケート実施方法でございますけれども、コロナ禍以前は紙で、各自転車の籠の中に、無作為でございますけれども、アンケート用紙を入れる。また、場内にQRコードを掲示し、そのQRコードから入っていただいてアンケートに回答するというような形を取っていたというふうに聞いてございます。昨日も実は打合せの中で、そのアンケートの仕方、方法等について、指定管理事業者とお話をしたところでございますけれども、コロナ禍以降につきましては、自転車の籠の中にアンケート用紙が入っているということ自体を利用者、区民の方があまり快く思っていない。誰が入れたかも分からない、誰が触ったかも分からないような紙が入っているのは嫌だというようなご意見が寄せられたというところで、昨年度の実施分についてはQRコードのみでアンケートを実施したというふうに聞いているところでございます。 ◆山内えり   それから項目についても伺いたいんですけど、いかがでしょうか。 ◎土木計画交通安全課長   大変申し訳ございません。全部で29項目ほど、アンケートの項目がございます。今これ、全部こちらで読み上げてもよろしゅうございますでしょうか。 ◆山内えり   そうしましたら、私は全体像も知りたいんです。つまり、項目というのは、例えば一般的には利用者使い勝手ですとか、それから満足度とか、そういったことも聞いてるってことは聞いてますけど、具体的な質問項目は何かっていうことも知りたいんです。今、29項目全部をお話しされてもと思いますので、資料で頂きたいって思っているんです。それから、一番は、28か所ありますけれども、QRコードだけでどれぐらいの人の声が聞き取れるのかっていうのを、私非常に懸念しています。何人の方から回答を得ているのか、人数についてはお分かりでしょうか。 ◎土木計画交通安全課長   アンケートの項目につきましては、後ほど資料で調製をし、ご提出のほうをさせていただきたいと思います。委員おっしゃるように、場内の使い勝手であるとか、職員の対応状況であるとか、また案内の分かりやすさであるとか、そういったことが項目としては挙がっているところでございます。アンケート回答状況でございます。これも実は昨日確認したところでございますけども、QRコードのみでのアンケート回答状況でございますけれども、28か所で、総数として40件というふうに聞いております。これにつきまして私ども、非常に数が少ないんじゃないかというところで指摘をしているところでございます。 ○委員長   山内委員の質疑の途中ですが、20分を経過しましたので、ほかの委員で質疑がありましたら、挙手をお願いします。 ◆かいべとも子   前回のときに、駐輪場の当日のラックの台数がまだ不明確だったので、ぜひ、これまでの利用者の方が満足できる台数を事業者にお願いしていただきたいということを申し上げた次第なんですけども、先ほどのご説明で15台ということで、これでいわゆるこれまでの当日利用は満足できる台数なのか、ちょっと確認をいたしたいと思います。 ◎土木計画交通安全課長   当日利用といっても、朝から晩までずっととめっぱなしというお客様はそれほど多くございません。入れ替わりがあるというふうに理解をしてございます。そういった入れ替わりがある中で瞬間的に、例えば12時なら12時、13時なら13時、その決まった時間に15台を超えるような台数が今までとまっていたことはないというふうに聞いてございますので、15台あれば、当日利用のお客様は十分回せるんだろうというふうに考えてございます。 ◆かいべとも子   あともう一つ、そのときにも、要するに回数券のときには例えば1枚プラスとか、利用者の方にプラスがあったので、そういった利用者の方々へのサービスの点と、あとPayPayとかは若い方はされるんですけども、そういう年齢で言っちゃいけないんですが、基本的には交通系のパス、いわゆる商品名言って恐縮ですが、PASMOとか、ここ板橋区、西高島平ですと三田線ですので、交通系のパスは、結局駅に行くっていうことは乗られる方が多いのかなというので、そういう方々はそれをご利用できるかと思うんですけども。ちなみに、北区なんかも、十条駅なんかにある新しい駐輪場は、そういうPASMOを利用されてる方がかなり、交通系の方が見てて多くて、私も利用するときはそうなんですけども、今回の設置については、その辺はいかがなんでしょうか。 ◎土木計画交通安全課長   QRコード決済と併せて、交通系カードでの決済も可能でございます。ただ、以前は、PASMOとかSuicaでバスなんかを利用したときに、いわゆるバス特割っていうようなのがありまして、例えば回数券に相当する程度の割引制度があったかなというふうに思ってございますけれども、今現在、そういった交通系カードでは割引の制度が全国的にも展開されてございませんので、使った分の金額がそのまま引かれてしまう。例えば5回、10回使っても、1回分お得になるというようなサービスは、今のところ交通系ではないのかなというふうに受け止めてございます。 ◆かいべとも子   ぜひこういうものが使えるというご案内をしていただかないと。なかなか若い方は、多岐多様にわたって、使えるものは全部使うというのが多いんですけども、ある程度情報がないと、自分の持ってるPASMOなり交通系のものも使えるという認識がないと、ご不便が生じてしまいますので、そういった要するに周知とかご理解していただくように、今後、実施される場合には、ぜひ早めにお願いしたいと思います。 ○委員長   ほかに質疑のある方はいらっしゃいますか。          (発言する人なし) ○委員長   それでは、ほかの委員の質疑が終了しましたので、さらに質疑がありましたら山内委員。 ◆山内えり   今回、指定管理となった場所の小竹向原西高島平については、台数の増減について資料を頂いているんですけれども、28か所という非常に広い地域での変更になっていまして、聞きますと、先日、事業計画書のほうも見せていただきましたが、例えば板橋駅や新板橋、下板橋、板橋区役所前等、この区役所周辺でも、こういった駐輪場指定管理者制度で始まって、4月から運営しているという意味では、私は今回は西高島平から声が上がっていますけれども、ほかの地域で利用者、先ほど40件しか回答がないことを考えたときに、果たしてどういうニーズを取ったりデータの聴取をしているのか、それから増減はどうなっているのかということを知りたいのですが、残りの22か所の台数増減の資料を頂くことはできますでしょうか。 ◎土木計画交通安全課長   28か所、今回、指定管理に移行してございますので、全く変動のない駐輪場というのも中にはございますけれども、多くの駐輪場では、ご指摘のように台数変動がございますので、そこにつきましては、3月以前、4月以降というような形で、対比ができるような形での資料提供させていただきたいと思います。 ◆山内えり 
     よろしくお願いします。それから、今こういった状況の中で、先日もたしか、今年度残りの43か所についても、板橋区として指定管理者制度への新たに移行といいますか、それも検討しているという状況でしたけど、今、検討状況はどうなっているんでしょうか。 ◎土木計画交通安全課長   今年度4月から指定管理に移行した28か所につきましては、それ以前、5年間、長期継続契約一括委託という形で運営を任せておりました。今ご指摘いただきました残り43か所につきましては、今年度までの5年間で長期継続契約ということで一括委託を行っているところでございます。今年度末で一括委託長期継続契約期間が満了いたしますので、その満了に伴いまして、来年度から指定管理に移行してまいりたいというふうに考えているところでございます。  来年度から指定管理に移行する手続につきまして、今進めているところでございます。今現在、事業者の募集が終了いたしまして、一次審査のほうを進めているという状況になってございます。 ◆山内えり   私自身は、今回の指定管理者制度の導入によって、当初の時期や利便性の向上を図るといって進めてきたにもかかわらず、それが進んでいない、それから利用者の声もまともに聞けていないという状況の中で、そういう意味ではきちんとそういった検証が必要と思うんですが、区としてはどのように考えているでしょうか。 ◎土木計画交通安全課長   今年度4月から導入した駐輪場につきましては、初めてというところもありまして、実際、指定管理が動き始めてから気づくような課題もあったというのは正直なところでございます。まだ、4月からスタートしまして半年もたってはいないところでございますけれども、この短い間でも課題として浮き彫りになってきたところにつきましては、来年度、指定管理を導入するところに対して、きちんと改善を図ってまいりたいというふうに考えてございます。  今回、来年度の事業者募集・選考に当たりましても、そういったところ、早急に対応できるところにつきましては、募集要項の中でも既に対応してございますし、また事業者の選定が行われた以後も、事業者との、実際にこの運営を開始するまでの協議の中で、今年度課題になっている部分についてはきちんと整理をしてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆山内えり   最後ですけど、そういったもう一次審査まで進んでいるということですけれど、私は今のような現状の中で、見送るとか検証なしで進めるってのは大変問題であると考えています。例えば、募集要項で今改善図りながらってことですけれど、そういった内容についてっていうのは資料で頂くことはできるんでしょうか。 ◎土木計画交通安全課長   大変申し訳ございませんけれども、現在、事業者の選定過程にございますので、選定過程にある資料につきましては、行政運営上、提供することは難しいかなというふうに考えてございます。 ○委員長   以上で質疑並びに委員間討論を終了し、意見を求めます。  意見のある方は挙手をお願いします。 ◆渡辺よしてる   なかなか、半導体不足に関しては、この時世柄、難しいのかなというふうに考えております。我が会派といたしましては、状況が前回と変わりませんので、同じく願意に賛同いたしますので、採択を主張いたします。 ◆寺田ひろし   我が会派は継続を主張いたします。もう本日に至るまでに、区の職員の方々、ご尽力いただいて、11月をめどにというところまで、また15台にというところまで、目に見える形で進捗を伺うことができました。本当、感謝いたします。なかなか諸事情あって難しいところもあるかと思いますので、また議論を重ねながら、推移を見守りながら、継続を主張させていただきたいと思います。 ◆山内えり   私どもは、前回同様、全ての項目に採択を主張いたします。1つ目の項目1に関わりますけれども、やはり先ほども申し上げましたが、当日利用がこれまで30台、置ける場所がゼロになったというのは大変大きな変更点ですし、一日も早く使えるように、当日利用ができるようにとコイン式の設置を求めていますし、全体で42台がaからfで増えたとしても、一つひとつの場所での利用者がどのようにニーズがあるかっていうのをやはり把握すべきですし、公の施設としてきちんとそういったことが図られる必要があると考えます。15台ということですけれども、秋になるというのは大変、私自身遅いと考えています。早急にそういった皆さんの声が届く形で、スペース、当日利用設置に向けて、早急に進めていただきたいと思います。  2つ目回数券の復活ですけれども、税金でといいますか、公の事業、公の施設として、こういった回数券スマホだとかQRコード決済ですとか、様々なことが置き去りにされる方があってはいけないというふうに思います。1人でもそういうことが使えない人が出てくるっていうことは、私は大変問題と思います。何らかの回数券に代わる仕組みの導入が必要と考えます。  また、3点目から5点目に全部影響するかと思いますが、やはり利用者の声、アンケートをしっかり取っていただきたいということです。特に3番については、これまで6か所も駐輪場があったにもかかわらず、一体的に捉え、そして利用者ニーズや声に即して整備していく必要あるにもかかわらず、Aのeに関しては、30台あった利用がゼロになり、全く増えていない、現状も増えていない。こういう状況では問題と考えますし、4番、5番はまさにその意見を聞いてほしい、アンケート調査してほしいということですが、データを取ってきたと。そういうふうに指定管理者が言ってると言いますが、区も言ったみたいに、読み違いもあった可能性がある。それから、28か所もあって、昨年は40件しか回答が得られていないというのは、私はニーズを把握していないということと変わらないと思います。どういうふうに声を聞くか。ましてや、昨年においてはQRコードのみで声を聞くというのは、非常に聞き方としては全く不足していると言わざるを得ないと思います。利用するときに、駐輪場QRコードをかざして読むなんていうことは、何人の方々が果たしてできるんだろうかと思います。まして、スマホを持ってない人はそれもできませんし。ですから、そういった調査の仕方についても大変不足があると感じています。きちんと利用者の声聞いていただき、そして仕様についてもいただきたいと感じています。  最後に、そもそものこの指定管理者制度について、様々な問題点が今回浮き彫りになったと感じています。結果として指定管理者制度が問題だったのではないかというふうに私は考えていますし、やはり検証して、こういうことが二度とないような体制にしていくべきと考えます。以上で採択を求めます。 ◆田中やすのり   4月から指定管理者始まってますけれども、現時点では、指定管理者制度の光の部分と影の部分が両方ちょっと出ちゃってるかなっていう現状がまだ半年続いてるかなと。半年弱。定期利用の登録機であったり、キャッシュレス決済とか、あとは今回入れようと思ってる一時利用のための個別のロックの駐輪場とか、そういうのが入っているところに関しては、利便性が向上してるんだと思うので、満足度が高まっていると思うんです。片や、今回の陳情が出てきているところのように、サービスが低下しちゃっているところについては、不満がたまってるというところで、今両方、残念ながら出ちゃってるかなっていうのがあります。光の部分だけにしてほしいなっていうのが願いなんですけれども。公の施設の指定管理者制度なので、どうしても民間の企業さんが入ると、収益とか採算とかもうけとかっていうところはどうしても抜けないところだと思うんですけれども、考えなくちゃいけないところだと思うんですけれども、指定管理者と区がやり取りしていくときに、その収益とか採算性が上がったところのお金をうまく採算が取りにくいところにも、公の施設の駐輪場なので、うまく配分してもらえるようにっていうところまでやっぱり交渉というか協議をしなくちゃいけないんだろうなということを今回つくづく感じてます。  基本協定書を見させていただくと、地域ごとのニーズをしっかり把握して、きめ細やかなサービスを提供しましょうと、指定管理者さんと区のほうで協定を結んでるわけですから、ぜひこれが実現できるように、引き続きやっていただきたいなというところです。前回の委員会から今日の委員会まで、所管の担当のほうからもいろいろと現状の報告、きめ細かくいただいておりますので、残念ながら、年内には設置をしたいと。早ければ11月ぐらいにできるかもしれないということでお話がありましたけれども、時期が延びてるので、怠慢だったかというと、途中経過も聞いてますから、私たちはそうは感じてないんですけれども、できるだけこれが前倒しになって、現に今、一時利用使えなくて不便を感じてらっしゃる方がいますので、公の施設だった駐輪場が今サービス低下してるっていうことをもう一度考えていただいて、ぜひ指定管理者と協議を引き続きやっていただきたいと、なるべく前倒していただきたいという気持ちを持っております。  結論としては、前回と同様に今後の早い協議と実現を願っておりますので、その推移を見守りたいと思いますので、継続審査と主張したいと思います。 ○委員長   以上で意見を終了いたします。  陳情第210号 区営駐輪場の改善を求める陳情につきましては、なお審査を継続すべきとの発言と表決を行うべきとの意見がありますので、最初に継続審査についてお諮りいたします。  陳情第210号を継続審査とすることに賛成の方は挙手を願います。          賛成多数(6−2) ○委員長   賛成多数と認めます。  よって、陳情第210号は継続審査とすることに決定いたしました。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、所管事項調査を行います。  初めに、報告事項高島平地域まちづくりの状況についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   追加の説明についてはございません。よろしくお願いします。 ○委員長   本件について、質疑のある方は挙手を願います。 ◆寺田ひろし   簡単に2点だけ伺いたいなと思います。まず1点目、頂いた参考資料1というのがありまして、その3ページ目にいろんな質問事項、説明会の、載っております。私もこの説明会のほう参加させていただいて、いろいろ住民の方のご意見も伺いました。この参考資料1の3ページ、質問9にあった、ロードマップについてというところです。ちょうど私も参加したときに、33街区がどういうふうになっていくでしょうかと。タイムスケジュールで進むのか、見通しを示してほしいと。要は考える時間を与えてほしいというようなご意見も出てたんですけれども、これに対して、順次、説明してまいりますというような回答でございました。やはり当事者にとって、この移転が何年後の話になるのかと。今年、来年ではなくても、果たしてどれぐらい先なんだろうかと。いろいろご準備もあるかと思うので、いまいちイメージがつかみづらい状態にあるのかなというふうには感じております。一応、今後は、今年、来年に交流核の形成まちづくりの検討を進めた上で、おぼろげながら形が見えてくるというような状況になるかと思います。そこでなんですけれども、説明会の中で、今後11月とかにも予定されると思いますので、冒頭説明とか、あともしくは何か合間合間のところで、今年、来年の話じゃないんですが、もうちょっと先の話なんですよと、前置きのところは明確にお伝えいただくと理解が進むかなというふうに思いますので、この点、何かご配慮いただければと思いますが、いかがでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   委員おっしゃるとおり、説明会の参加者の方から、ロードマップを示してほしいというご意見がありまして、そういったご意見については、連絡会でも具体的なプランを提示してほしいというような同様の質問もありましたので、次回説明会の際には、そういった今後のことについては、すぐには決められませんけれど、段階的に説明していくっていうことをあらかじめ説明するような工夫をしてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆寺田ひろし   大変にありがとうございます。ぜひご理解が進む形で、地ならしじゃないですけども、そういったご配慮もいただければ助かると思います。  最後、2点目ですけれども、同じく参考資料1の2ページの質問、Q3ですか、若者を呼び込むというところも、当日、住民からのご意見があったところでございます。私もこの高島平まちづくりについてちょっと思うところもあるんですけれども、多様な世代が継続的に住み続けられるまちにするというふうに書いてありますけれども、実施計画の例えばパブリックコメントの6番、ナンバー6のほうにも、年代別の要望に応えてほしいというようなパブコメもあったりして、その回答には、若い世代の定住化と健康長寿のまちづくりを両立させると。それとともに、にぎわいの創出などによる交流人口の増加を図るというような非常にすばらしい回答が書いてあったというところであります。ただ、個人的には、一歩荒川を越えれば、埼玉のほうはかなり家賃も安いし、物価も恐らく安いでしょうと。この都心部を越えて埼玉に行く、流出する人口が一定程度見えている中で、その間の高島平にこういった若い方々が本当にとどまって、ここっていうピンポイントで来てくれるのかどうかと。新蓮根のほうもいろいろ課題もあったかと思うんですけども、そういった意味でいま一度、本当の意味で若い方々が、各世代の1つの若い方がここに来ていただけるという確証じゃないですけど、そこまで持っていけるようなものが何か1つ必要なんじゃないかなというのをずっと考えているところでございます。  これも交流核の形成まちづくりの検討の範疇になってしまうとは思うんですけども、長年グランドデザインで話されてきた経緯もあるかと思います。当日配られた説明会の資料の9ページにも、グランドデザインの視点1にこう記載があります。20代から40代までの若者世代に照準を合わせ、若者世代が集い、移り住み続けたくなる魅力を創造すると。これが以前訴えられたことです。何とか埼玉へ飛び越えられず、この高島平に来ていただけると。住んでもらえると。やはり角度をつけた施策というのは非常に必要になるかなと思います。例えば本気になって、従来ご要望のあったドッグランとかスケートボード場とか、そういうのがあればというようなところも。あのところに造るかどうかってのはまた別ですけども。本当にそういうのをやらなければ、蓋を開けてみたら、若い世代、すっぽりあまり来ないですねというような話になると、ちょっと残念な思いがありますので、より一層、今後、交流核のまちづくりの中では、ある程度具体的なところまで示されるかどうか、突っ込んで議論されるかどうかというところは聞きたいところなんですが、いかがでございましょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   おっしゃられてたとおり、グランドデザインでは、20代から40代までの若者世代を呼び込んでいくということを視点として考えてございます。住民アンケートでも、買い回り品の店舗がなかったりとか食事をする場所がないとか、そういった意見も多数寄せられておりまして、そういった若者世代が高島平を魅力的だと感じるような商業施設の誘致も今回、実施計画の中でもうたっておりますので、そういったことを確実にこのまちづくりプランの中でも取り入れて、若者世代の方が埼玉のほうに行かないように、ぜひ区の内外から高島平に呼び込みたいというふうに考えてございます。 ◆寺田ひろし   分かりました。大変にありがとうございます。また私もいろんな住民のご意見を様々お伝えしたいと思います。 ◆渡辺よしてる   私からも2点。まず1点目は、例えばこの建て替えのときに、二丁目とか三丁目の団地で環境が変化すると、ちょっと難しいよっていう方、例えば認知症の方とかいらっしゃると思うんですけど、そういう方に対する対応っていうのは何か今考えているというか、体制というのはどうなっているのかっていうのをちょっと伺っても。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   認知症の方をターゲットに何か特別な対策というのは今考えてないんですけれども、そういった高齢者の方々にも住みやすい町になるよう、いろいろな取組を検討してまいります。 ◆渡辺よしてる   ぜひよろしくお願いします。環境が変わるとかなり悪化する方とか、ちょっといろいろと難しい方もいらっしゃると思いますので、よろしくお願いします。  2点目なんですが、この広報というか、イメージでコンセプトとかいろいろと書いてあったり、意見の中で具体的なプランとかっていうのが出てきていたり。例えば、住み続けているので、次の世代も参加してもらえばいいとかという意見が出ている中で、やっぱりこれって多分発信だと思うんです、広報とかの。その検討状況の発信とかこのイメージ、例えば単純に言うとイメージ図、広場はこうなりますよとか、例えば新しい団地のイメージで、新しい建物の図とか、何か目指しているイメージとかそういうものの発信をもっと具体的にやっていくべきだなと思っていて、それはなぜかというと、先ほど寺田委員もおっしゃってましたけど、その時期が分からないと、ライフプランも立てづらくて。例えば、子どもを出産するタイミングで、来年度、ここが開きますよとかってなってくると、じゃ高島平住もうかなとかっていうライフプランが多分立てやすくなると思うんです。その中で具体的にスケジュールを出すっていう重要性と、もう一つはイメージできる発信が必要だなと思っていて、そういった部分で、若い世帯とかいろんな多様な世帯を受け入れるときに、絵とか動画とか、なかなか動画もあれかもしれないですけど、そういった広報をしていくべきだなと思うんですが。例えば逆に言うと、高齢化が進んでいるっていうと、何かマイナスな感じしますけど、多分住みやすいから住み続けてるわけで、そういった部分とかも兼ね合いをうまくやって、交流できる地域だよっていうイメージを発信していくべきだなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   本日お配りした参考資料の2ページ目にも、「みんなでつくる 高島平の未来(あす)の暮らし」というイメージ図を作成したものを添付させていただいていますけれども、こういったように、委員おっしゃるとおり、住民の方がイメージしやすい暮らしのシーンをより積極的に作成して、住民の方に説明していきたいというふうには考えてございます。 ◆渡辺よしてる   もうちょっと具体的に進んできたら、ぜひSNSとかも活用して、高島平がどんどん区外にも発信されるような状況になればいいなと思っていますので、その検討もぜひよろしくお願いします。これは意見です。ありがとうございます。 ◆山内えり   資料1の2ページの下のほうで、今後の意見収集についてというところで具体的に伺っていきたいんですけれど。先日、第1回のまちづくり連絡会が7月20日に行われて、今回いろいろ意見が出されていて、住民の皆さんとか町会の皆さんから不安な部分、心配な部分があったんですが、第2回のまちづくり連絡会が9月20日に予定というのは伺いましたが、ヒアリングですとかアンケート、イベントへのブース出展等、今の現在で日時と行う日等が決まっていれば教えてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   重点地区の二丁目、三丁目のヒアリングについては、二丁目の賃貸住宅と三丁目の分譲の部分別々に、それぞれ9月に開催をというふうには今計画をしてございます。アンケートについては、これも9月に実施を調整しているところでございます。最後、イベントへのブース出展なんですけど、高島平まつりが10月30日に計画されてますので、そちらへの出店を今計画してございます。 ◆山内えり   その重点地区に、二丁目団地、三丁目団地を分けてのヒアリングの開催というのはどんなイメージなんでしょうか。敷地か何かを別々に分けて聞き取るのか、そのヒアリングの方法とか具体的なヒアリングの仕方、もう少し分かるようにご説明いただきたいと思います。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   それぞれ1回ずつ、高島平の集会室に、分譲の方であれば管理組合が3つほどありますので、そちらの方と、あとURの賃貸の住宅のところも組織されてますので、その方だったり、あと三丁目の自治会の方をお呼びして開催をします。二丁目のUR賃貸については、詳しい内容については今調整中で、同様に1回、会議室に関係者にお集まりいただいて、意見収集を行いたいというふうに考えてございます。 ◆山内えり   そのあたりが少し分かんないですけど、そうすると、区の職員とURの人もいながら、二丁目の地域に住んでいる人を集会所でそれぞれお聞きして、三丁目の人はまた別で、そこにも区の人とURの人とかいて具体的にお聞きする、何かやり取りができるっていう、そんなイメージなんですか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   委員おっしゃるとおりでございます。 ◆山内えり   そうすると、じゃ、関心がある人はそちらに来て、いろんなそういうヒアリングとかってなるのかなと思うんですけど、どういうふうに意見収集ができるのかなっていうので、この間の説明会で多くの方が参加されて、それぞれ家賃の問題や、やはりロードマップがすごく、いつ具体的なイメージが見れるようになるんだと。そういう今回記されているようなことが大変関心高いと思いますし、それが非常に広域で時間がかかるっていうことになれば、今、もともと高齢化率が高いですとか高齢の方がいるのに、そこからまた時間がかかるとなったときに、どういうふうにそういう地域の皆さんの声を拾い上げていくのかってのは大変大きな内容ですし、大きな変更にもなると思いますので、その辺の聞き取り方とか調査とかは十分しっかり行っていただきたいと思います。  あと、アンケートもウェブ形式を予定、それで9月に行うということですけど、紙の形式だとか、ホームページとかで開催なのか。もう少しウェブ形式の方法について教えてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   ウェブ形式については、ホームページでQRコードを表示して、そのQRコードを読み込んでいただいて回答していただくということを予定してございます。 ◆山内えり   それ1点のみなんでしょうか。この間もやり取りさせていただいてますけど、ただでさえ高齢化率の高い地域で、そういったホームページのみ、QRコードのみというのが果たして住民の皆さんの声を聞き取る選択肢でいいのかというふうに心配しています。紙の媒体であったり、何らかの聞き取りの方法というのを検討していただけないでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   意見収集については、今回のアンケート以外にも、説明会も11月頃を計画しておりますし、連絡会も9月以降も開催する予定でありますし、それ以外にも意見収集する機会については計画をしておりますので、そういったところで地域住民の方々に丁寧に意見収集を実施していきたいというふうに考えてございます。 ◆山内えり   顔を見ての説明会は今後もやっていくっていうことですし、連絡会もやるということですが、多いと言っても、参加人数、1回目で81名、2回目で62名。2,000名ですか、多くたくさんいると言われている、すみません、数字があれですが、2,000世帯いるというふうに前回答弁されてます。駅前33街区、2,000世帯、住宅があって、多くの方が住んでいらっしゃる地域で、参加して説明会で直接聞けてる方って、足しても143人ですよね。で、その説明会に夜だから行けない、あるいは土曜日だから行けない等々あったときに、その説明会に来れない方に対する意見聴取ということは、ウェブ以外でも積極的に検討していただきたいというのは意見として伝えさせていただきます。  それから、まちづくり連絡会が7月20日ですか、行われたということで記載があります。今回は第1回で、12名の方が参加されたということで資料1にありますけれども、今後は、公募委員の方ですとか推薦した方も入れて開催をしていくということのお話があったと思いますが、先日、私のところにも机上配付されておりまして、まちづくりお知らせ第1号瓦版と、公募委員の公募方法についてという資料もいただいています。もう募集期間終わっているかと思いますので、5名の募集人数の中で何名の方が応募があったのかということと、推薦人っていう方たちはどのようにして推薦として選んでいくのかについて、状況についてお聞かせください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   公募委員について、5名程度の募集をしてまいりまして、22日に締切りました。締切り時点では4名の方の応募がありまして、条件等満たしているか、今、確認をしております。また、推薦委員については、今、各町会・自治会や三丁目分譲団地の管理組合、3つの管理組合の理事長様、計16名の方に声がけをさせていただいて、それぞれ各地区追加で1名の推薦をお願いをしております。ただ、二丁目と三丁目については、重点地区にありますので2名ずつの推薦をお願いしておりまして、そういったところで町会・自治会長さんに、できれば若い世代の意見を取り入れていきたいということでお願いはしているところでございます。 ◆山内えり   では確認ですけれど、今後、第2回目の9月20日に行われる連絡会、まちづくり連絡会のほうでは、今回、公募委員の方と推薦した方も交えて、12名ではなく、もっと大きい皆さんと共にその連絡会が開催されるというふうな状況となるのか、そのあたり確認させてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   今おっしゃられたとおり、合計で40名弱の方に声がけをすることになるかと思いますので、そういった大勢の方々に集まっていただいて、より多くの意見を収集したいと考えてございます。 ◆山内えり 
     最後になりますけれども、3ページのところで、先ほどロードマップについての質疑もありましたけど、やはり私もロードマップで、いつ、どのように具体的に出ていくのかっていうのは本当に示していただきたい。早くしないと、急いでいいってものではないんですけど、やはり自分たちの人生の設計や、どこで住むのか、それが本当に見えない中で、何を検討していいのかっていうことになっていくかと思うので、ぜひそのあたりはよく示していただきたいと思っております。  その上で、Q7の家賃についても知りたいんですけれど。家賃って本当に、収入とか、何ていうんですか、人生の中における出費の中で大変大きいものだと思っています。もう人によっては一番大きいものだと思いますし、私なんかも最も大きいと思ってるんで、家賃が変わるのか、上がっちゃうのか、変わらないのか、そういったこと大変関心が高くて、このときも大変声が大きかったというふうには聞いているんです。私、その動画は見せていただいたんですけど、やり取りまでは映ってなかったので、区の説明の動画しか見れなかったので、皆さんが家賃に対してもっと踏み込んだ、どういう心配しているのかってのはもっと知りたいと思っているんです。家賃については具体的にいつ分かるのかとか、いつ頃その検討して出てくるのかっていうのは、やっぱり分からないものなんでしょうかっていうか、ずっとこの間も検討検討だったもんですから、そのあたりいつ頃示せそうかというのはいかがなんでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   UR賃貸住宅の家賃については、住宅を管理するUR都市機構が丁寧に説明するように、板橋区のほうからもこれまでも要望しており、今後も引き続き要望させていただくところでございます。  新たな新築の住宅については、50年経過した建物と比べて、家賃については、相場上、高くなってくるということは想定されますけれども、軽減措置というのもあるというふうにはURのほうから聞いてございますし、その詳細な説明時期については、引っ越しが実施されるその2年前に、UR都市機構において、居住者に対して説明するというふうには聞いてございます。 ◆山内えり   ぜひそういった具体的な状況とか、特に上がる心配ってどこも皆さんお持ちだと思うんですよね。どんどんどんどん年齢を重ねて、年金のみの収入になっていく、そういった状況の中で、さらに家賃が上がるということは大変心配ですし、せっかくコミュニティがつくられ、その地域で住んでいた方がまさかそこで住むことができないようなことがあっては私はならないと思います。そういった意味では、URが説明するとはいえ、区として、区民が住んでいる町ですから、ぜひそういう家賃についても心配の声を拾っていただいて、軽減措置あるということですけど、どういう方がそういった軽減措置の対象になるか、全員が当たるかというところまでまだ分かりませんので、ぜひ早めに周知して、そういった対策を取っていただきたいということをお願いしておきたいと思います。 ◆小野田みか   数点だけ質問させていただきたいんですけれども。この高島平まちづくりって、20年とか30年とかかけたかなり大きな構想だと思っておりまして、質問9番のまちづくりの最終的なロードマップっていうのを出すっていうのは本当に難しいことだなと思っております。  私も3年前に都市建設委員会だったんですけれども、その頃から話があって、少しずつ見えてきたところはあるんですけれども、3年間たってもそんなに、高島平の町に行くと、何も物理的には変わっている印象は受けてないというところです。ロードマップのスケジュールということなんですけれども、結局、社会情勢や周辺の状況などを考慮しながらっていうことなんですが、最終的にこういうことをつくるっていうのは、出していくのは区として難しいと考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   委員おっしゃられたとおり、今回の対象範囲も大変広くて、公共施設についてもたくさんありまして、また、UR都市機構やいろいろな関係する主体もございますので、なかなか全ての計画を今の時点で出すというのは難しいというふうに認識してございます。 ◆小野田みか   やはり社会情勢や状況などを踏まえながら、大枠は決めながらも、都度、それに合ったスケジュールを立てていくっていうところで承知いたしました。  あと、若い世代とか多世代の方々が住みやすいまちっていうところでスマートエネルギーとかも出されているんですけれども、先ほど渡辺委員からもお話があったように、板橋区の区内の方だけではなくて区外の方にも、高島平ってこういう新しいまちだよっていうところを宣伝というかPRすることがとっても大事だと思っております。  例えば、45年前でしたっけ、高島平団地ができた頃は、若い世代が団地っていう共同住宅に新しい家電が入ったところで、若い世代のファミリーが移り住むっていうことがあったと思うんです。そういった新しいイメージがあって。その方々がそのまま住み続けてご高齢になって、町が古くなってしまったっていうことがあると思うんですけれども。今計画していることが、この町が出来上がる頃には既に古くなってしまっている可能性もあると思っておりまして、私も今40代ですけど、町が出来上がる頃、70代、80代に生きていればなることになっていて、そういうことを考えると、どういうまちづくりがいいのかなって考えるんですけど、例えばIoTを駆使した団地とか、そういうのって今どきまだそんなに聞いたことがないんです。巨大な団地で、1万人以上も二丁目でも住まれてるところなので、今、この絵にも書いてあるんですけれども、ドローンとかちぃばすのようなものとかがあるんですけど、ご高齢の方はお買物が不便だったりとか、そういったところIoTを駆使することで、防災の面でも便利さの面でも、いろいろ使えると思うんです。今、個人の住宅ではそういうことをそれぞれ、意識の高い方とかがやってらっしゃるところはあるんですけれども、それが既に完備されてる公営住宅っていうのはとっても少ないと思っております。そういった考えもありなのかなと思っておりますので、考えていただければと思います。  あと、ごめんなさい、緑地についてなんですけれども、緑豊かなまちにするっていうふうに書いてあるんですけれども、高島平の公園について、Park−PFIを導入することもお考えだとちょっと伺ったんですけれども、そこら辺については具体的にどのように考えられているのか。また、状況があればお聞かせください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   委員おっしゃられたとおり、高島平緑地において、土木部のみどりと公園課のほうでそういったPark−PFIの計画があるというふうに承知してございます。  それ以外にもDXですとか、そういった新たな技術をこういった場で社会実験のように実施することで、若い世代の人が魅力を感じていただいて、地域に板橋区内外の若い人たちを呼び込んでいきたいというふうには考えてございます。 ◆小野田みか   緑地を通したコミュニケーションっていうところを区としても挙げておられまして、集合住宅では何割程度、緑を配置しなきゃいけないっていうところがあると思うんで、そのコミュニケーションの部分で何か具体的に考えられてるところがあるのかどうか。もしあればお聞かせください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   本日の資料の2ページにも、ハードと併せてソフト面の取組ということをやっていきたいということで考えてございますけれども、先日も速報で流させていただきましたけれども、地域SNSの「ピアッザ」という住民間の交流を促す取組も、区とPIAZZA株式会社で協定を先日23日に締結して、9月5日には板橋区エリアの正式なオープンも予定しておりますので、そういったSNSも活用して、若い世代だけでなく、いろんな世代、多くの区の内外の地域の方々にも板橋区のまちづくり高島平まちづくりをPRしていきたいというふうに考えてございます。 ◆小野田みか   PRもそうですし、実際に以前、私が一般質問でさせていただきましたアーバンファーミングっていう、農作物を食べるためっていうよりはコミュニケーションの場として、また日常の癒やしとして作っていく。何かをみんなで育てて、それを楽しむ。例えばお花を育てるとか、そういったことがコミュニケーションや会話のきっかけにもなると思いますので、そういうことも考えていただければと思います。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、所管事項に関する調査を行います。  空き家対策についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明ありますでしょうか。 ◎建築安全課長   建築安全課、住宅政策課ともに、追加説明はございません。よろしくお願いいたします。 ○委員長   本件について、質疑のある方は挙手を願います。 ◆田中やすのり   今回、所管事項の調査、資料作っていただいて、空き家対策ということで、ありがとうございました。まずお礼述べたいと思います。所管が今回は建築安全課と住宅政策課ということでございますので、ちょっとそれぞれについてまず伺いたいんですけれども。  まず建築安全課のほうは、老朽化建築物の基本的には解消と、その予防等に努めてるということでございますけれども、資料を拝見させていただくと。最初につくったときの老朽化建築物、1回目につくったときの建築物が、Aランクが207件あって、最新の数字いただくと、161件は解消したということで、令和3年度は63件ということで、今までの中で1番解消なさってきているということで、ここ伸びてきている要因等がもしあればお知らせいただきたいのと、残りのめど等についてはどんな感じになってるのか、そのあたりをまずちょっと確認をさせていただきたいと思います。取りあえず、すみません、1個ずつ。幾つかやらさせていただきます。 ◎建築安全課長   まず、委員ご質問の要因についてでございますけども、207件に対して161件の解消ということでございますが、一番ここで進んだのは、やはり周知活動に身を挺してきたことと、あと、今特に、令和2年度から、Aランクと言われる一番危険な物件につきましては、毎年、文書も送るようにしてきたことがようやく浸透してきたのかなというふうに印象を持ってございます。今後でございますけども、と言いながらも、こちら当初、我々が平成27年に計画をつくったわけですけども、こちらのほうで、Aランクのものについては全部解消ということで207件の目標値をつくっております。ただ一方で、毎年、老朽化が進んだ物件も、特に、A、B、CのうちBからAに移行した物件も71件ございます。そうしたものを含めていきますと、増えているのも事実、一方で解消しているのも事実でございますので、実際まだ解消してない残数、トータルで申し上げますと、資料に掲載ございませんが、Aランクではまだ119件、我々の手元では残っているという情報になってございますので、こちらについても引き続き、同様な形で進めていければと考えてございます。 ◆田中やすのり   今いただいた119件という数値のちょっと確認させていただきたいんですけど、当初、最初につくったときの計画でまだ残ってる部分と、今回の2025の2回目の計画、後期計画をつくったときの、あれつくったの2、3年前だったと思うので、それを最新の情報にアップデートしたものが119件ということでよろしいですか。2年ぐらい前の数値ってことですか。ちょっとそこだけ確認させてください。 ◎建築安全課長   まず、昨年度5年目を迎えました計画については、見直しをしてございます。ただ、こちらの目標値の解消数の207件については変えてございません。ただ、毎年20件ほど、Aランクとは限らないんですが、特措法に基づいた物件を20件ほど、進行したものについて20件ほど、毎年大体、認定をかけてございます。特定してございます。そうした物件を含めていきますと、トータル207件を超えた形で目標値としてはございます。ただ、実際の現在持っているAランクと解消数との差が119件、手元のデータとしては残ってるということでございます。資料には掲載してございません。 ◆田中やすのり   BからAに上がらない予防っていうのが、Aの解消がもちろん緊急優先度が高いんでしょうけど、BからAに上がらないっていうところの取組もやっていかなくちゃいけないんだろうなと思うんですけど、そこの部分について、この数年間で何か特段取組が進んだ、こうしたことやってますっていうことがあれば、ちょっと教えていただきたいんですが。 ◎建築安全課長   まず大きなところでは、令和2年度から、Bランクについても予防が必要だということで、隔年でございますけども、2年に一度、該当物件について、我々のほうから啓発文書を送らせていただいております。それと、令和3年度、昨年度から、紙媒体での周知というのも必要だというふうに考えておりましたので、昨年度来から各関係機関、区民事務所や地域センター、そうしたところにこちらの我々のほうの対策のチラシを紙媒体で置かせていただいているという取組はある程度、効果を発揮しているんではないかというふうに思っております。 ◆田中やすのり   じゃ次、住宅政策課さんのほうにちょっとヒアリングさせていただきたいんですけれども。住宅政策課さんのほうでは、空き家を資源として活用するというところを強調していらっしゃいまして、まさに資源として空室だったり空き家、戸建ての空き家というのがどう解消して生かされていくかというところに知恵をお絞りになってらっしゃると思うんですけれども、数字見させていただくと、いわゆる空き家って言っている中でも、集合住宅の空き室、ここの部分が非常に多いということで、お示しいただいている数字だと2万7,000件強あるというところでございます。この空室対策、いわゆる空室対策ってとっても難しいところだと思うんですけれども、このあたりについて、流通だけに任せるのではなく、住宅政策課として打てる何か手だてはあるのかどうなのか、そのあたり、ここ数年についてはどのような画策をしてきてらっしゃいますでしょうか。 ◎住宅政策課長   住宅政策課では、もともと空き室対策ということで方向性打ち出しておりませんけど、2ページ目の(3)の事業についてということで説明させていただいておりますけれども、高齢者等の世帯に民間の賃貸住宅の情報提供をする板橋区高齢者等世帯住宅情報ネットワーク事業というものをやっております。そういう事業がありますけども、空き家対策の一翼を担うことも十分効果的な事業というふうに考えております。先ほど委員からおっしゃられた、空き家を資源というふうに捉えてるっていうことですけども、こういった紹介するための空き家については、貴重な資源というふうに住宅政策課のほうでは考えてございます。 ◆田中やすのり   ちょっと戸建てのほうに話を移したいと思うんですけれども。前の利活用の調査のときでは、この資料にも書いてありますけれども、利活用可能な25件ということでご報告いただいてまして、この25件については、恐らく流通等に乗って、または改善がされてってるのかなというふうに想像しているところなんですけれども、そのあたりの現状と、あと課題なのが、たまたま夏に生駒市に私たち視察に行ってまいりまして、生駒の空き家対策見てきたんですけれども、生駒市の空き家対策でメインにやってた目的は、もう流通が困難な物件、建て替えができない非常に困難物件というところをどうにか見つけてきて、それを掘り下げて、いろいろな関係者で、専門家とかの関係者で、流通も含めて役所がお墨つきを与えて、どうにかそれを解決していこうというところだったんです。  区のほうで解決困難な、接道に接してないとかそういう物件になると思うんですけど、建て替えができないとか、あとは丘陵地にあるとか、多分そういう物件になると思うんですけど、そういう困難事例についての何かご見解というか考え方みたいなのがあるのかどうか。ちょっと2点、お聞きします。 ◎住宅政策課長   まず戸建て住宅では、空き家のことですけども、資料のほうにも出させていただきましたけども、最終的には、住宅として利活用可能と思われる戸建ての空き家は25件ということで報告をさせていただいたところです。基本的にはアンケート調査、オーナーさんの意向調査で確認させていただいてこの件数になったわけですけども、意向があるんだけど市場的には非常に難しいというような判定もあったところであるんですけども、結論から言うと25件になってしまったということで。  基本的には、先ほど委員がご指摘のとおり、板橋区の空き家対策は空き室対策がほとんどであるというふうなことでございますけども、その25件の追跡調査っていうのは、特に公式にはやっておりませんけども、職員のほうが先日確認させていただいたところ、25件の約半分ほどは既に建て直しをされたとか、人がお住みになってるというような状況でして、自然流通って言ってしまうとちょっと簡単になってしまいますけども、そういった空き家の活用が進んでるというふうな印象を受けたところでございます。 ◎建築安全課長   戸建ての課題でございますけども、今委員が申し上げていただいた無接道問題だとかってのは実際あるというのは認識してございますが、我々のほうにこういった空き家の問題で上がってくる情報というのが、近隣からの苦情のほうがもうほぼ100%でございます。樹木の繁茂であったり、家屋の老朽化によって自分の敷地内に飛んでくるというような苦情で対応していただきたいというものがほぼ100%で、実際、その空き家の状態を所有者さんからどうにか活用していきたいというような相談が我々のほうには聞こえてこないのが現状でございます。ただ一方で、そうしたものも含めて我々のほうでは、様々な所有者さんが抱えている問題については、我々も当然、お答えできるところは丁寧にお答えしているところでございますが、1番は、専門家の方を的確にご案内して、これは無料で受けられる制度でございますので、そうしたところにつなげて、専門家の意見を聴取いただいて所有者さんのほうで選択をしていただくという方法で今のところは行ってございます。 ◆田中やすのり   じゃあすみません、最後にさせていただきますけれども、住宅政策課さんのほうにちょっとお聞きいたしますけれども、やっぱり利活用の視点がやはり大切だということで、私も改めて今回感じたところなんですけれども。前回、綿密に、目視も含めて、空き家の利活用の調査、数年前にやっていただいたと思うんですけれども、そのときに、残念ながら市場性はありそうだねって。Aランク、Bランクで、いい意味でのAランク、Bランクって出てたけど、所有者さんの意向が確認できてないっていう物件が結構あったと思うんです。そこのところの物件を本当に、空き家を資源として活用する居住支援策っていうことを目指していくんであれば、そこはこれからやっぱり避けて通れないところの施策になってくるんじゃないかなと思ってまして、今後、そのあたりどうしていくのか。今回改めていろいろと調査させていただいて、住宅政策課さんは、もしかしたらこれから区政の人口動態とか、区のこれからのビジョンの、どういう人が入ってきて、どういう人が出ていって、どういう住居に住んでいるのかっていうところは、実はそこをつかめるのは住宅政策課さんなんじゃないかなと思ってまして、区政の長期ビジョンとかの戦略立案に、とっても重要な課になっていくんではないかなと感じております。そのあたりの見解についても最後、お聞かせいただけるとありがたいんですけれども。 ◎住宅政策課長   まず、これからの空き家の利活用ということですけども、先ほど委員からご指摘をいただいたのはアンケート調査、意向調査ですけども、令和元年度に行った空き家の利活用実態調査報告書が出ましたけども、このときのオーナーさんからの意向について調査させていただいて、調査状況で約50%の回収率いただきました。非常に高率だと私は考えています。ほかの区の実態調査でやったときの意向調査の回収率が大体20%から30%程度ということで、このときの回収率は50%ということで、結構精度の高い調査になったのかなというふうに考えております。  これからの利活用については、今、住宅政策課では、住宅マスタープランの改定をしようということで準備を進めております。まだ確定的ではないんですけど、その中でそういった利活用もしっかりと検討させていただければいいかなと思っています。ただ、利活用というのは限られた課題ではなくて、非常に複数のたくさんの方が連携してやっていく事業だと思いますので、その点についてもしっかりと検討させていただければというふうに考えております。  あわせて、委員さんのほうから先ほどご指摘あった、これからの板橋の人口動態です。先ほど申し上げた住宅マスタープランの改定と併せて、そういった人口動態もしっかりと私ども押さえておきたいというふうに考えております。予算の関係もありますけども、どの程度の調査が深くできるかという点については、これからの検討かなと考えてございます。住宅は人口と密接に関係することから、その点については非常に重要な調査になるのではないかというふうに考えてございます。 ◆山内えり   幾つか確認させていただきます。先ほど区のほうで課題として、空き家の活用に対する声は聞こえてこないということとか、それから所有者の意向確認って私も本当に必要だと思っているんです。で、先ほど、その実態調査が令和元年に行われたということは3年前になるのかなと思いますが、そういったオーナーへの聞き取りというのは、建築安全課なのか住宅政策課なのか、どちらの課で行っているのかということと、その聞き取りの仕方っていうのはどのように調査したのか、方法について教えてください。 ◎住宅政策課長   まず意向調査については、住宅政策課のほうで行いました。聞き取りの方法ですけども、こちら令和元年に行って、調査については基本的にはあくまでも基礎調査という位置づけで行ったものでございます。行った意向調査の意向の取り方ですけども、すみません、少々お待ちください。住宅対策審議会の審議のために行った調査でございますけども、それを前提として空き家の実地調査を行って、現地調査を行って、空き家を1,123件抽出しました。利活用が可能と判断された空き家は、そのうち502件、約半数ですけども、所有者の方に意向調査をするということで、郵送で調査を行いました。それは、いろんな課税情報とかそういった情報を提供いただいて、所有者の方に郵送で送らせていただいて意向調査を行ったものです。 ◎建築安全課長   我々のほうでの意向確認でございますけども、まず、先ほど申し上げたランクAについては、毎年文書を送っていると。この中には、当然、直接的に文書を送りっ放しではなくて、お電話が分かるところについてはお電話させていただく等を行っています。で、当然そういった利活用も含めた、いわゆる対策には利活用も含めたいろんなサービスある中の1つとしてありますということでいろんなチラシも配って、連絡先もチラシも配付してございますので、そういったところで、我々のほうに直接来なくても、相手側からのほうから紙媒体を通じて連絡先は情報として知ることができる。あるいは、何も分からない方はお電話していただければ、我々がそちらのほうに誘導する、あるいは我々でお答えできるところが答えているということで、まずランクAについてはそういった対応ができているというふうに思っております。  あと、Bについても、先ほど2年に一度、我々のほうから文書を送っているということでございますので、Aと同様に、ヒアリングに代わるものとして紙媒体、あるいはお電話いただければお電話、連絡先を知っているところについてはアプローチをかけて、どうでしょうかと、進行状況はどうでしょうかということでアプローチをかけているというのが現状でございます。 ◆山内えり   私ちょっと、生駒市のほうでもどういう聞き取りをしてたのか、記憶が違っていたら申し訳ないんですけど、たしか年1回郵送して、そういった空き家の状況を聞いていたように、郵送しているっていうふうにお答えがあったように記憶しているんです。それがいわゆる所有者への意向確認だったか、空き家の活用に対してだったか、ちょっとすみません、自信ないんですけど。少なくとも板橋区としては、3年前に実態調査を行い、職員の皆さんが歩いて確認をしたということになるんですか。そのあたりがもう一回すみません。1,123件あって、502件の空き家というのはどういうふうな確認をしてそういう数字が分かったのかってのをもう一回確認させてください。 ◎住宅政策課長   まず、この調査は、先ほどの繰り返しになってしまいますけども、住宅対策審議会の資料とするために行った調査でございまして、単発で調査を行いました。空き家全体で、先ほど委員が指摘されていた1,123件っていうのは、職員ではなく委託で調査を行いました。その方法としては、過去の空き家の建築安全課が持ってたデータと、委託した業者が住宅地図会社なんですけども、そちらのほうが持ってた空き家のデータを突き合わせて空き家のデータを抽出しました。そこから1,123件という数字は、重複を除いたところで1,123件という数字が出てきたわけですけども、これを使って現地調査を行ったというふうな状況です。  現地調査を行った結果、その土地、建物の所有者が特定できるものについて、郵送で送らせていただいて調査を行ったものです。 ◆山内えり   そうすると、委託もかけて、502件の人が特定できて、502件の方には郵送で調査をしたということだと思うんですけれど、それについては、今後区として、持ち合わせてる大事な資料になるかと思うので、積極的に働きかけていこうと考えているのか、それとも、今後そういった持ち得た資料については、どのように活用していこうと考えているんでしょうか。 ◎住宅政策課長   先ほどの繰り返しになってしまいますけども、令和元年度に住対審の審議資料として、利活用可能な住宅について調査をさせていただきました。利活用の実態調査から、利活用の可能な、利活用の優先度が高いと思われる住宅については、1,123件に対して25件ということで結果が出たところでございます。それを受けてこれからどうしようかというところ委員がおっしゃってございますけれども、先ほどの答弁の繰り返しになってしまいますけども、これから住宅マスタープランを我々は作成することになっていきます。その中で、こういったものの扱いをどうしていこうか、これから将来見込まれる空き家が増えるか減るのかという点もございます。専ら板橋区の空き家対策は空き部屋対策というある程度の結果も出ていますので、そういった点も含めて、総合的に検討しなければいけないというふうに考えてございます。継続するかどうかについては、令和元年度の資料はあくまでも審議会の資料ということで策定されたものでございますので、どの程度の調査を行うかということについては、現時点のところは未定でございます。 ◆山内えり   最後に。私は、3年前ということで、いろいろこの間、マンションがすごく大きく増えていたり、それこそ住宅と人口動態ってすごく密接に関わっていると思いますし、板橋区として住宅政策をどうしていくかっていう姿勢がやっぱりいろんなところに現れてくる1つの状況だと思うんです。ですから、できるだけ郵送で、50%の回収って私も非常に高いと思いますし、生駒市のほうでも、差し支えがなければ住所であったり、連絡先であったり、差し支えがなければということで様々な情報を取っているってこともありましたので、当然、その答える方がどこまでってことはあるにしても、困っておられるところがどこにあるのか。板橋区として、そういったところをどういうふうにつなげて利活用していくかっていう、住宅政策課として全体の方針というのがもう少し積極的に見えるといいのかなというふうに感じました。  さらにお聞きしたいのは、先ほど地域センターとかにチラシ等を置いているというようなご報告があったんですけど、その周知とか広報の方法ってのは、基本的にセンターに置くっていうことが広報の仕方ということでいいんでしょうか。広報いたばしに年に何回載せてますよとか、ホームページここを見れば分かりますよとか、その周知の仕方、もう少し詳しく教えていただけますか。 ◎建築安全課長   まず広報紙につきましては、空きスペースがある場合については、年1回を目安に、広報紙を使ったものは行うようにしてございます。それとは別に町会の掲示板、これについては年1回必ず、ポスターとして貼り出しをさせていただいております。令和3年度より、一番大きいところはおとしより相談センター、地域センター、区民事務所、あるいは税務署、登記所、そういったところに紙媒体で置かせていただいております。そういったことで1つ増やして、高齢者と特定してはいけないんですけども、一番、今、古い家屋にお住まいであろう方をターゲットにして、そういったところに紙媒体でチラシを置かせていただいております。 ◆小野田みか   皆さんおっしゃってたように、先日、生駒市に空き家の勉強させていただきに行ったんですけれども、生駒市では、行政がプラットホームっていうのを、空き家プラットホームっていうのをつくって、そこに税理士さんですとか、リフォームのできる工務店とか不動産屋さん、金融機関などの方々と連携して、空き家をどうやって利活用すればいいか分からない所有者の方々とつなげて、利活用に結びつけるというサービスをやってるんです。所有者の方が空き家になってしまう理由っていうのは、相続とか経済的な問題とかいろいろあると思うんですけれども、そういったストレスを行政として軽減するお手伝いをして、空き家の利活用するっていうのは大事だと思っております。  令和元年に板橋区も調査をされて、実態調査をされて、50%調査回収率があったって今初めて聞いたんですけど、それはかなり高かったと思っておりまして、空き家の利活用がそれでもしにくいっていうふうにおっしゃってた理由として、オーナーとの連絡がほとんど取れないっていうご回答いただいたんです。そこについてちょっと生駒市の職員の方にお伺いしたところアンケート調査に、先ほど山内委員もおっしゃってたんですけど、連絡先を書く欄を設けたっていうふうにおっしゃっておりまして、それを設けて、問題のない方、オーナーの方には連絡先を記載していただいて、そのことでよりオーナー、所有者の方に連絡を取りやすくなって、空き家の利活用に結びついてるっていうところがあったと思うので、板橋区でもそのアンケートをされているときに、連絡先を書いていただく欄とか作っていたのかどうかっていうところをひとつお聞かせください。 ◎住宅政策課長   委員のご指摘のあったとおり、アンケート調査に連絡先と電話番号も記載していただくことになってございました。 ◆小野田みか   アンケート調査にアンケートを答えていただいた方の連絡先を記載していただく欄があったということなんですけれども、その回答率っていうのはどのぐらいだったんですか。連絡先をいただけた率というか割合。 ◎住宅政策課長   データは手元にございません。もし必要だったら、後ほど資料で出させていただきます。 ◆小野田みか   アンケートの回収率が50%で、その回答率が高かったらそこに連絡できたと思いますし、回答率が低かったっていうことでしたら、3年前に私が都市建設委員会のときに質問してお答えいただいた、そのオーナーと連絡が取れないっていうことの理由になると思うんです。後ほど、資料お待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。
    委員長   本件につきましては、この程度でご了承お願いします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上で、全ての議題が終了いたしました。  よって、明日の委員会は開催いたしませんので、よろしくお願いいたします。  以上をもちまして都市建設委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。...